ミランは10日、ヨーロッパリーグ・グループステージ最終節のスパルタ・プラハ戦に1-0で勝利した。決勝点を挙げたイェンス・ペッター・ハウゲに称賛の言葉が集まっている。
ハウゲはミランが今年夏に獲得した21歳のノルウェー人ウイング。9月のヨーロッパリーグ予選でミランと対戦したあと、ミランが引き抜いた選手だ。
カンピオナートでは定位置確保とはいっていないものの、ヨーロッパリーグではすでに3得点を決めており、着実に評価を上げているところ。
ステファノ・ピオリ監督は試合後、『スカイ』に対して「彼はとてもよくやっている。ただ、まだまだ成長できるね。素晴らしいクオリティの持ち主だ。彼のパフォーマンスに我々はとても満足している。彼の能力の中でも1対1の力は素晴らしい」と話した上で、「彼はボールを持つとよりスピードを上げる。ボールがないときのプレーをもっと向上させていかないとね。いつもボールを持てるわけじゃないからね」と述べ、課題も指摘した。
マッシモ・アンブロジーニ氏は『スカイ』の中で「とても強い少年だ。責任を背負うことに恐れがない。モダンな選手で、たくさんのことをうまくやる術を知っている」と称えている。
ハウゲ本人は試合後、自身のインスタグラムを更新。「勝利とチームメートみんなのために超ハッピーだ。僕たちは首位だ!」と記した。