元イタリア代表のパオロ・ロッシ氏が亡くなった。64歳だった。妻のフェデリカ・カッペッレッティさんがSNSで発表した。
1982年のワールドカップ優勝メンバーであるロッシ氏は、現役時代にユヴェントス、コモ、ヴィチェンツァ、ペルージャ、ミラン、エラス・ヴェローナでプレー。1977/78シーズンはセリエA得点王になった。
アッズーリでは48試合で20得点を記録。そのうちの6ゴールが1982年のワールドカップ・スペイン大会で、同大会の得点王となった。特にブラジル戦でのハットトリックは伝説的なものとなっている。
現役引退後は解説者として活躍。長年『Rai』でパートナーを務めたエンリコ・ヴァッリアーレ氏は自身のツイッターで、「この上なく悲しいニュースです。パオロ・ロッシが我々のもとを去りました。82年夏に我々皆を恋に落ちさせた彼は、Raiではとても貴重で有能な同僚でした。パブリートを忘れることができません」と記している。