ミランは17日、ミラノダービーで2-1の勝利を飾った。ステファノ・ピオリ監督が試合後、『スカイ』にコメントを残した。『MilanNews』が伝えている。
「昨日言ったことだが、今日の結果で変わることは何もない。満足している。素晴らしいチームに勝ったからね。我々は良かったし、苦しんだ。最高のティフォージのためにこの勝利は大きい」
――イブラヒモビッチについて
「彼はすごく疲れていた。交代を求められていたけど、私が聞かなかった。彼のキャラクターは重要すぎるね」
「イブラとの関係性にはあまり頼っていない。彼は模範的なプロであり、常に起用できる。初日に彼は言ったんだ。『あなたが監督で、オレは選手。全て尊重する』とね。お互いうまくいかないことはある。それはみんなに言えることだ」
――数カ月前はミランを離れると言われていた。
「過去のことを考えすぎる人間は、今を楽しめないよ。我々はこうやって構築していきたい。チームスピリットは素晴らしい。困難が待ち受けていることは分かっている。ここまで簡単な勝利はなかった。まだまだたくさんの改善点がある。とにかく、チームのキャラクターという点では、大きな成長をみせているね」
――ラファエル・レオンの起用
「誰もレオンに期待していなかったことにむしろ驚いた。我々はいつも、右サイドにウインガーを置いて、左にストライカーだった。前の試合で彼は信頼を得ているように感じた。リスクはあるが、インテルが我々のエリアに近づく方が危険はより高かったと思う。我々は有利な状況をつくるために多くのことを試して、それをいかしていく」
――スクデット
「ポジティブに考えるのが好きだが、我々よりも投資しているチームが3,4つある。我々も投資はしたが、長期的な視野でのことだ。野心を持たなければいけない。カンピオナートはとても難しい。7つのハイレベルなチームがあって、うち4つが最後に満足できる。我々はそのうちの一つになりたい。スクデットを争いには、もっと選手のクオリティを高める必要がある。それに取り組んでいるが、1年では足りないね。クラブは見事だった。将来性のある若手を獲得したね」
――守備
「センターバックのパフォーマンスが良かった。2対2の局面がよくあったが、うまくできた。ケアーが21分に警告を受けたがうまく状況に対処し、ロマニョーリも復帰戦で見事なプレーだった」