サッリ監督解任は「残念だけど、何かが壊れていたのは明らかだった」
ラツィオのチーロ・インモービレが、今夏の移籍を否定した。20日のイベントに出席した際のコメントを『スカイ』が伝えている。
ラツィオのエースは今季途中に再三シーズン終了後の移籍が噂された。インテルに売り込んでいるという話が出た時期もあったが、いまはその意思がないようで、次のように語った。
「ラツィオとの契約があと2年ある。ここで良い感じだし、家族もうまくやっているから、僕が出て行く理由がないよ」
「こういったシーズンのあとで疑問符が付くのはそうだろう。部分的な批判もあるね。ただ、僕は7年間にわたってすごくハイレベルだった。その中で1年間は調子が落ちて、監督の交代に少し苦労したこともあった。その代償を払った形だったけど問題ないよ」
改めてマウリツィオ・サッリ監督の解任と、イゴール・トゥドール監督の就任に触れている。
「監督交代は大きかった。僕たちはトゥドールの考えを理解するのが早かったんだ。極端な状況から真逆に向かう感じだったからね。監督交代というのは、いつでも敗北であり、残念なことだった。でも、何かが壊れていたのは明らかだったから、何かをしなければいけなかったんだ。トゥドールがショックを与えて、少し立て直せたね」