ゲンドゥージは不動、カザーレがレギュラーに?
ラツィオは18日、マウリツィオ・サッリ前監督の後任としてイゴール・トゥドール監督を迎えたことを発表した。ラツィオは、新指揮官のもとでどう変わるのだろうか。
『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は、4-2-3-1のシステムを予想している。特に前監督体制から状況が変わるとみられるのがニコロ・カザーレで、レギュラーポジションを取り戻す可能性がある。カザーレはエラス・ヴェローナ時代にトゥドール監督の指導を受けていたため、適応に不安がないことが大きな理由だ。
また、マッテオ・ゲンドゥージもマルセイユ時代に同指揮官の指導を受けていたため、信頼関係はできあがっており、鎌田大地がすぐに割って入るのは難しいかもしれない。
『パッツィ・ディ・ファンタ』は、トゥドール監督がマルセイユとエラス・ヴェローナでメインで使っていた3-4-2-1と予想しつつも、現有戦力を考えるとやはり4-2-3-1の方が有力だとしている。
3-4-2-1採用にあたっての問題点はセンターバックの人数で、パトリック、アレッシオ・ロマニョーリ、マリオ・ヒラ、カザーレの4人から3人を使っていくのは非現実的という見方だ。
始動は20日
ラツィオは日曜日から3日間の休養を取っており、練習再開は20日の予定だ。19日はスタッフのミーティングなどが行われる見込みで、方針が決まる模様。代表ウィーク明けの30日はいきなりユヴェントスとの大一番で、そのあとにコッパ・イタリア準決勝ファーストレグでもユヴェントスと対戦する。さらに、ローマとのダービーマッチが控えている重要な時期だ。