最終日にライアン・ケント獲得がクラブ間合意も…
ラツィオはこの数日でウイング補強に動いていた。最終日にフェネルバフチェのライアン・ケントを獲得する見込みとなったものの、その後破談に終わっている。『スカイ』などが伝えた。
様々な補強候補が挙がっていたラツィオは、2月1日にケント獲得に動いた。午後にクラブ間で完全移籍オプション付きのレンタルが合意に達したと複数メディアが報じ、いよいよ決着とみられていたが、夜になって状況が一変している。
どうやらケント本人がラツィオへの移籍を望まなかったため、取引が完了することはなかった。
『LaLazioSiamoNoi』が、この移籍の仲介役だったマッティア・ルカ・テッラネオのコメントを伝えている。
「土壇場で選手の気が変わった。頭は複雑なものだ。ラツィオはできる限りのことをした。ラツィオは最大限に努力をしたが、選手は様々な理由で動かない事を決めた。最初は金銭的な問題だったが、その後いくつかほかの理由も気になったようだ。彼の頭の中を理解するのは難しい。原因は選手だけにある。ラツィオは当初の合意以上のことをしたし、その仕事は称えられるべきだろう」
ライアン・ケントとは?
ライアン・ケントはリバプールのアカデミー出身のウインガー。レンタルで複数クラブを渡り歩いたのち、2018年にスティーブン・ジェラードが監督に就任したレンジャーズにレンタルされてブレークした。だが、昨年夏に加入したフェネルバフチェではリーグ開幕戦に先発したあとはベンチスタートが続き、リーグ戦最後の出場は11月12日。出場機会に恵まれていなかった。
ラツィオの主な新加入と放出
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なし