鎌田大地の状況も変わるか
ラツィオのマティアス・ベシーノが、1月にクラブを去ることになるかもしれない。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』『コッリエレ・デッロ・スポルト』などが5日に伝えている。
ベシーノは、マウリツィオ・サッリ監督と激しい口論になったことが報じられているところ。『ガゼッタ』は、「通常の意見交換をはるかに超えた議論」としている。
ベシーノは、セリエA第14節のカリアリ戦で83分から投入された。チャンピオンズリーグではコンスタントに先発で起用されているが、カンピオナートではここまで先発がわずか1回。この不満が苛立ちの根底にあり、練習で「容認できない態度」だったことを咎められたことで火がつき、ついに不満が爆発した形だと言われている。
『ガゼッタ』によると、現時点で関係修復は困難で、このままいけばラツィオは1月のベシーノ放出も検討するとしている。実際、5日に行われるコッパ・イタリアのジェノア戦に向けた招集メンバーから外れたようで、まだ関係修復に向かう気配はない。
夏にトルコからオファーがあったと言われるベシーノ。ベンチスタートが多いとはいえ、途中出場で起用されることが多く、複数ポジションをこなせることはチームにとって大きな意味があったはず。今後の鎌田大地の起用にも影響がありそうな問題なだけに、気になるところだ。