適応期間で認められたサッカー日本代表MF
サッカー日本代表の鎌田大地は、ラツィオとの契約延長に動いているのかもしれない。『コッリエレ・デッロ・スポルト』が17日に伝えた。
今年夏の移籍市場でラツィオに加入した鎌田。契約は1年のみとなっている。そこに2年の契約延長オプションが付く形だ。
このオプションを行使できるタイミングは5月から6月にかけてとなっているそうだが、クラブは年内にも鎌田の契約を更新する可能性があるという。
鎌田とラツィオが短期の契約を交わしたのは、イタリアに適応できるかという点に確信が持てなかったからと同紙は記した。その上で、チームメートとファンにも認められ、環境適応に確信が持てたことで、予定を早める動きがある模様だ。
クラウディオ・ロティート会長としては、鎌田がアジアカップでイタリアを離れる前に決着をつけたいと考えている様子。ラツィオはチャンピオンズリーグで勝ち上がれるかどうかで今後の予算も変わってくるだけにすぐに結論を出すわけではないものの、鎌田が一定の信頼を手にしたことは確かなようだ。
2023/24シーズンの鎌田大地
鎌田大地はプレシーズンのトレーニングに遅れて合流したが、開幕戦から先発でピッチに立ち、第3節ナポリ戦でセリエA初ゴールを記録。続くユヴェントス戦ではアシストも記録した。
チャンピオンズリーグと合わせて開幕から5試合続けて先発したあと、セリエAのモンツァ戦とトリノ戦では起用されずに終わったが、第7節のミラン戦と第8節アタランタ戦では途中出場していた。