期待は高まるもまだ適応の途中
ラツィオは20日のセリエA開幕戦でレッチェと対戦し、敵地で1-2と敗れた。イタリアメディアが選手採点を掲載している。
今夏加入したサッカー日本代表の鎌田大地は先発で出場して後半途中に退いた。前半に先制したラツィオは、鎌田が交代したあとの終盤に立て続けの失点があり、痛恨の黒星発進となっている。
『スポルトメディアセット』は鎌田に6を付けた。これはチーム4位タイの採点だ。一方で『スカイ』ではチーム最低タイの5となっている。
『TMW』と『LaLazioSiamoNoi』は5.5の評価。前者は「新戦力で唯一スタメン。ミリンコビッチ=サビッチの代役として特徴は違うが、後釜としてのプレーはまだできず」とした。後者は「仕事をこなし、スペースを突いた。まだ足が重く、あまり目立てず。悪くはなかったが、もう少しできるはず」とした。
『CittaCeleste』は、「バシッチはセリエAで3年間やっているが、今夜の鎌田ほどパスを出したことがない。とてつもない差。まだプレーシステムを理解するために時間がかかる。新戦力選手をゆっくりプレーさせるサッリが彼をスタメンで起用すると決めたのであればそれには意味があるが、パフォーマンスは十分とは言えなかった。ただ時間はある」として、5を付けている。
勝つべき相手のレッチェに負けたことでラツィオの評価は全体的に低くなっているが、完全な信頼を得るにはもう少し時間がかかりそうだ。