『トゥットスポルト』は2日、ユヴェントスFWゴンサロ・イグアインの兄で代理人を務めるニコラス氏のインタビューを掲載した。
新シーズンからユヴェントスを率いるアンドレア・ピルロ監督は、イグアインが構想外であることを明言。この夏の移籍が確実になっている。
「アンドレアにはあと1年の契約があるが、クラブとピルロは別れを選んだ。よって、全員が合意できる契約の取り消しについて話さなければいけない」
ニコラス氏はピルロ監督のチームにイグアインが含まれることに期待していたというが、「カルチョの世界はこういうものであり、こういったことが起こり得ることは分かっていた」と受け入れている。
また、この件についてのピルロ監督の姿勢に満足しており、「彼は自分の考えをゴンサロに伝えてくれた。それは常に起こることではない。大事なことだ」と述べた。
イグアインの将来については「フランス、イングランド、スペイン、中国、アメリカ……、様々な国から連絡がきている。落ち着いて考えるが、確かなことが2つある。ゴンサロはもうイタリアではプレーしない。そして、(古巣リーベル・プレートのライバルである)ボカにも行かないということだ」と兄は語った。
一時は現役引退も噂されたが、「まだプレーしたいという意欲がある。まだ心身共に強いと感じているよ。アルゼンチンに戻るのは先のことで、今ではない。国外で、と思っているよ」と話している。