ユヴェントスは4日、セリエA第30節でトリノとのダービーマッチを戦い、4-1で快勝した。マウリツィオ・サッリ監督が試合後の会見や『スカイ』でコメントを残している。『TuttoJuve』が伝えた。
――プレーの改善が続いているのか
「クオリティ的に、良く成長している。戦術面ではコンパクトさを保つところでやや苦しんだ。ただ、この時間での試合で疲労が出るのは仕方がないね」
――暑い中での試合でよく耐えていた。心配していたか
「この点については明確にしておきたい。私はイタリアのカルチョが大好きだが、その上で7月のこの時間のキックオフはカルチョのために良くないと常に繰り返してきた。我々ユヴェントスは全く心配していなかったが、試合がもっと悪いものになることも考えた。それでも、終盤に相手よりもアクセルを踏めたように思う。良い兆候がみられているね」
――ミラン戦ではディバラとデ・リフトが出場停止
「2人はとても良いプレーを続けている。ただ、この時期に警告はあり得ることだ。我々にはその解決策もある。彼らは重要だが、そのかわりにも強力な選手がいるね。彼らが良いプレーを続けている時期であっても、彼らの不在を補うことができる」
――イグアインが先発か。ベルナルデスキはボローニャ戦のあとでまた調子を落としている…
「同意できない。フェデリコは重要だ。守備のときはとても良いバランス能力を見せている。攻撃では、ボールがない場面でも多くのことができる選手だ。攻守両面で重要だよ」
「イグアインはどれくらいプレーできるか分からない。ガソリンが切れたら、ほかの解決策を探すことになる。ただ、今日も彼がすべきことを十分にこなしていたと思う。ガソリンは60~70分くらいだろうか。いずれにしても、90分ぶんはないと思う」
――ブッフォンの記録
「こういった選手が記録を達成したときには、我々もスタッフも立ち上がって拍手を送るべきだろう。ロッカールームでそうやって祝福した。ほかに言うべきことはないと思うよ」
――ブッフォンはユヴェントスの出場記録でデル・ピエロを超える可能性もある。(ブッフォンが670試合、デル・ピエロが705試合)
「目標は彼を倒すことじゃないよ(笑)」
――ロナウドはFKが決まらずに苦しんでいたか?
「正直、そうは思っていなかった。それから試合後に彼が私に『やっとだ』と言ったんだ。それで少し苦しんでいたのかもしれないと気づいたよ。ただ、素晴らしいゴールだったね」