ユヴェントスDFジョルジョ・キエッリーニとブレッシアFWマリオ・バロテッリのバトルが終わった。『イタリア1』で放送されるレ・イエネ・ショーという番組内でビデオ通話が行われている。その模様を『メディアセット』が伝えた。
まず、番組から突撃を受けたバロテッリは、キエッリーニの自叙伝について問われると、最初はこの話題を避けようとしたが、シャツにメッセージを書いてキエッリーニに届けることになった。
今度はキエッリーニが質問に答えた。まずは自粛生活などについて触れていたが、次第に本題へ。バロテッリがネガティブだと記したことについて、「そう感じる状況があったんだ」と説明した。
その後、番組がバロテッリに会い、キエッリーニ宛てにメッセージがあることを伝えた。そしてシャツを受け取ったキエッリーニは、「予期せず裏切られたけど、それでも君が大好きだ。大きなハグを」というバロテッリからのメッセージを読み、「うれしいサプライズだ」とコメント。
「マリオと話す?」と聞かれたキエッリーニは、「イエス!」と即答し、2人がビデオ通話で直接話す運びとなった。
2人のやりとりの主なところは以下のとおり。
キエッリーニ(以下C):チャオ、マリオ。
バロテッリ(以下B):まず言わせてくれ。君がおかしくなって、オレがそうじゃなかったことはオレの人生で初めてだよ。
C:うらやましかった。人生で成長していくには、間違えることが必要だからだ。
B:じゃあ、オレはパーフェクトってことだね。
番組:和解成立ということでいいかな?
B:ただ、戦争はもともと一度もなかった。
C:意見が一致しないことは何度かあった。でも、言わなければいけなかったんだ。少ししたら手紙を書いていたよ。とにかく、あとでしっかり話をさせてもらうよ。
B:OK
C:シャツをありがとう。本当に大事にするよ!
B:それはうれしいね。ジョークは置いといて、これを君に送ったのは…
C:よくやったよ。迷ったけど、何も言わなかったのはダサいね。偽善的だと思ってしまったんだ。