ユヴェントスは26日、チャンピオンズリーグ・ラウンド16・ファーストレグでリヨンと対戦する。マウリツィオ・サッリ監督が前日会見に臨んだ。『トゥットスポルト』などがその模様を伝えている。
「義務があるイタリアの方が、より責任の重みを感じている。ヨーロッパの舞台にフェイクはないが、少なくとも互角以上の力を持ったチームたちがいる。我々を含む10~12のチームが夢を目標にしているね。ただ、我々の責任はイタリアの方がより重い。チャンピオンズリーグは非常に難しい夢だ。20年前に比べて多くのクラブが我々を超えていったからね。それを追いかけられることそのものが幸運だ。夢を追うこと以上に美しいことなんてないと思う」
――あなたの将来はチャンピオンズリーグでの結果に依存するのか
「知らない。会長は昨日、3年間のプロジェクトだと言っていた。カルチョは何でも起こり得る世界だが、私は会長を信頼している。どうなるか見ていこう」
――試合について
「チームのパフォーマンスに期待している。このレベルになると、良いパフォーマンスをせずに結果を出すのは難しいからね。危険なチームが相手だ。今シーズンはコンスタントに結果を残せず苦しんでいるが、明日は素晴らしい試合になるだろう。良い試合をしなければ、結果は得られない。当たり前だね」
――クリスティアーノ・ロナウドの影響は? フランスでも高く評価されているが…
「ロナウドは全世界で評価されており、フランスだけのことではない。11試合連続ゴールで、その間に15、6点決めている。チームをけん引する選手であり、試合だけでなく、練習からチームを導く選手だ。クリスティアーノが熱意を持ってプレーするとき、チームメートも魅了する」
――ケディラとドグラス・コスタのベンチ入りは?
「まだ決めていない。現時点では、彼らが完治してグループ練習に加わることが重要だ。明日のことではなく、彼らのコンディションが上がることが大事になる。決めるのは明日だ。いずれにしても、シーズンの重要な局面で頼れることが重要だね」
――ラビオについて
「イタリアのカルチョに入るのは簡単なことじゃない。メンタル的にも、戦術的にもだ。プラティニだって最初は苦しんだ。アドリアンも苦しんだのは普通のことだね。ただ、急激に成長していて、さらに良くなると感じている。我々は信頼しているよ。正しい成長の道にいると感じるからね」