26日に行われるチャンピオンズリーグ・ラウンド16・ファーストレグで、ユヴェントスはリヨンと敵地で対戦する。しかし、リヨンはユヴェントスがやってくることへの不安があるようだ。『TMW』が伝えている。
イタリアではこの数日、新型コロナウイルスの感染拡大が報告されており、大きな混乱を招いている。ヨーロッパ初の感染で近隣諸国も不安に感じているところだ。
そんな中で開催されるチャンピオンズリーグ。イタリアからは約3000人のティフォージがリヨン対ユヴェントスを観戦しにいくと伝えられている。ただ、新型コロナウイルスを危険に思うフランスは、イタリアからの客を歓迎していない。
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それでもフランスのオリヴィエ・ヴェラン連帯保険大臣は24日にユヴェントス・ティフォージのフランス入りを認めた。一方でリヨンのホームタウンであるデシーヌ・シャルピューの市長は25日、「感染リスクを回避するための予防措置として、イタリアからサポーターがやってくることには賛同していない」と述べたとのことだ。
こういった意見が出るのは自然な流れでもあるが、マウリツィオ・サッリ監督は当然納得していない。このような声に対して、25日の会見で次のように話した。
「イタリアの問題ではなく、ヨーロッパ全土の問題だ。イタリアでは3500の検査キットがあったが、フランスでは300だと聞く。陽性反応が少ないのは当然だ。もし3500本あったら、あなた方ももっと多くの感染が確認されるだろう」
「我々のティフォージは、ここにいる権利があるはずだ。直面している問題にみんなで向き合い、全員で解決に向かわせる義務がある」
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