ユヴェントスのMFエムレ・ジャンが、若手に奮起を求めている。ドイツ『キッカー』に対する発言を『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えた。
エムレ・ジャンは、最近の若手がチャンスをいかしきれていないことを問題視している。
「一部の若手は、自分の才能の管理をしっかりしていない。それは残念だし、理解できないね。彼らはプロと練習をして、人生が懸かったチャンスをもらっている。怒りをおぼえるね。こういった機会を大事にするようによく話すけど、みんなが理解しているわけじゃない」
「問題は、たぶん給料だ。若いうちに十分な給料をもらってしまうと、適切なハングリーさに欠けてしまう。なぜ頑張らなければいけないのか、とね。僕はバイエルンの下部組織時代、幸いにもユップ・ハインケスのようなメンターがいた。いつも怒鳴って刺激を与えてくれた。当時は理解できなくても、今なら分かるものだ。僕は野心的な子供で、いつだって全力で取り組んできたよ」。
今シーズンはユヴェントスでほとんど出番がないエムレ・ジャン。だが、向上心は失っていない。
「物事は思ったようにいかず、困難な時期だ。でも、その中でも僕は学んでいる。ほとんどプレーできていないことは不満だよ。でも、自分を改善するために努力を続ける」。