ユヴェントスが新監督の就任会見
ユヴェントスは10月31日、ルチアーノ・スパレッティ監督の就任会見を行った。
監督交代を語るコモリ
イタリア代表監督を退任してすぐにスパレッティと接触したのか
まずは同席したゼネラルディレクターのダミアン・コモリが監督交代の理由に触れた。
「それはない。6月の段階ではトゥドルだった。ルチアーノとの連絡は月曜日以前には一度もない。この3日間で全て決めた」
「スパレッティは複数のクラブで成功を収めた実績があり、このクラブのブランドを前進させられる。契約は今季いっぱいで、更新のオプションが付いている。理想的な候補で、ディレクター陣とも完全に意見が一致した」
トゥドル監督解任はいつ決めたのか
「ある時点で悪い流れを断ちきるべきと考えた。結果が出なかったことが全てだ。これ以上続けば優勝はできないと判断した。だから月曜日に決めた」
新たな挑戦に燃えるスパレッティ
ナポリとの絆
「ナポリでは素晴らしいカルチョをした結果、美しいものを手にすることができた。ナポリとの関係は自分の中ではそのままだ。今でもナポリにはたくさんの友人がいるし、彼らからもメッセージが届いている。いつかまたナポリに戻ることになるが、それは心の中にいつまでも残る場所だ」
「あの時言った『他のクラブのジャージは着ない』という言葉は、あのシーズン限定の話だ。あのシーズンの間は、他のクラブに行くつもりはなかったし、実際にそうだった。優勝した監督には、当然いくつかのオファーが来る。でも、自分が監督をやめる理由にはならない」
左前腕にはナポリのタトゥー
「自分にとっては全てはそのままだ。優勝後に入れたタトゥーは触れられたくないから、今朝の採血では反対の腕でしてもらった」
システムは?
「今日が初練習だ。前任者の仕事を尊重し、まずはそこから継続性を持っていくことになるだろう。ただ、選手の中には、少し違うポジションでやりたいということもあるから、柔軟に考えていく。要するに、4バックの採用も十分にあり得るということだ」
トゥーン・コープマイネルスは再生できるだろうか
「よく知っている選手だ。以前のクラブでも獲得を希望していたが、値段が高すぎてダメだった。電話で説得を試みたこともあるよ」
「私的には、レジスタかインサイドハーフだ。センターバックに入ったこともあるね。ガスペリーニは多様なポジションで起用し、結果を出した。称賛を送りたい。ユルディズやオペンダのようなクオリティーはないが、キックは最高級だ」
クレモネーゼ戦
「クレモネーゼはナポリやインテルのような強いチームでも苦戦したチームだ。我々は過信しないし、スローガンを掲げるのも好きじゃない。言葉よりもピッチで語るべきだ」
ユルディズはいきなり欠場
チームの中心となるはずのケナン・ユルディズは、左ひざに軽度の問題があるため、招集外となった。UEFAチャンピオンズリーグ(CL)のスポルティングCP戦には復帰できる見通し。
また、ロイド・ケニーも筋肉の張りがあるため、招集外となった。
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