若き才能を最大限に活かすことができるか
ユヴェントスは27日、イゴール・トゥドル監督の解任を発表した。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は、ルチアーノ・スパレッティが後任の最有力候補とし、どのように変わるのかを予想している。

『ガゼッタ』は、スパレッティのこれまでのキャリアを踏まえ、ケナン・ユルディズを10番、つまりトップ下で起用すると予想している。
システムは4−2−3−1。中盤の底はケフラン・テュラムとトゥーン・コープマイネルスが並ぶとした。ナポリ監督時代にコープマイネルスの獲得を熱望していた経緯からも、中盤の底での起用が予想される。ウェストン・マッケニーはウイングとして起用されるのではないかとした。
前線については、フィジカルのドゥシャン・ブラホビッチと、テクニックのジョナサン・デイヴィッドの争いのどちらもあり得るとみている。
スパレッティの実績と柔軟性に託す?
今季のユヴェントスは、ブレーメルの負傷も影響し、ここまで明確なシステムを定めきれずにいた。
トゥドル前監督は夏の時点で3-4-2-1を構想していたが、これは実現しなかった。一方で、4バック向けの人材が揃っていたわけでもなく、これがチームのバランスを崩す要因になったとも指摘されている。
スパレッティは戦術的に柔軟な指揮官であり、基本形は4-2-3-1とされるが、ユルディズを左に配した4-3-3や3-5-1-1といった布陣も視野に入る。現有戦力の特徴を活かしながら、結果を残すことが期待されている。
なお、ウディネーゼ戦では、マッシモ・ブランビッラ暫定監督の下、3-5-1-1の布陣が採用されると見られている。

