移籍金を諦め、年俸負担を回避する構え
ユヴェントスがドゥシャン・ブラホビッチに契約解除を提案するようだ。『GianlucaDiMarzio.com』が8日に報じた。
ブラホビッチは今夏の移籍が注目を集めているが、なかなか具体的な交渉にはなっていない。そのため、クラブは“奥の手”を使う構えを見せている。
ユヴェントスは今後数日中に代理人とのミーティングを予定しており、その席で契約解除を提案するという。
ブラホビッチとユヴェントスの契約は残り1年で、本来はこの夏の移籍によって、一定の移籍金を確保するつもりでいた。しかし、移籍先が決まらずに残留となった場合、ユヴェントスは年間で2400万ユーロの費用(税引き前年俸)が発生するため、契約を打ち切る方針に切り替えたという。
ブラホビッチがこれを受け入れるかは不明。場合によっては、契約解除に伴う補償金をブラホビッチ側が要求する可能性もある。それでも新しいクラブを探しやすい状況になることは確かで、今後の動向に注目が集まる。