ノッティンガム・フォレスト行きを選手が拒否
ユヴェントスのティモシー・ウェアは、ノッティンガム・フォレストへの移籍を拒否した。これについて、代理人のバドゥ・サンバグが不快感をあらわにしている。『スカイ』が伝えた。
ウェアはサムエル・バングーラとともにノッティンガム・フォレストへ移籍することがクラブ間合意に達した。実際、FIFAクラブワールドカップのマンチェスター・シティ戦で2人はベンチ外となっていた。
ウェアはこれに対して怒りを表明していたが、代理人もユヴェントスの対応に納得していない様子で、次のようにコメントした。
「私のクライアントをマリオネットのように一方的に移籍させることなど認められない。彼は素晴らしい選手で、人間としても魅力的だ。彼がサッカーに集中できる人であることをうれしく思う」
「ユヴェントスは事前に連絡を取っておくべきだった」
『スカイ』のルカ・マルケッティ記者は、この騒動について、ユヴェントスのコミュニケーションに問題があったのではないかと話した。
「交渉は確かに進行していて、2人で2200万〜2300万ユーロの移籍金で合意していた。しかし、選手たちの合意が取れていなかったようだ」
「選手たちには拒否をする権利がある。ただ、同時にクラブにも交渉の自由がある。もし、チームの中心でなければ、新しい選択肢を提示するのは当然だ。代理人の反応にも疑問が残る。ユヴェントスはもっと選手たちとの連絡を取っておくべきだったのかもしれない。この件では、代理人がやや過剰に反応している印象も否めない。繰り返しになるが、選手が移籍先を拒否するのは当然の権利で、そこは否定されるべきものではない」