余剰戦力の放出も
ユヴェントスが前線の強化に力を入れているようだ。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が23日に伝えた。
ユヴェントスのゼネラルマネジャーであるダミアン・コモリは、FIFAクラブワールドカップのウィダード戦を現地で見たあと、すぐに飛行機に乗って、トリノに移動した。目的はジョナサン・デイヴィッドの代理人との会談で、ユヴェントスが再アタックをかけているとした。
『TMW』によると、ユヴェントスはまず、ランダル・コロ・ムアニの確保に着手している。こちらはユヴェントスが4000万〜5000万ユーロの買取オプション付きのレンタルを希望しているのに対し、パリ・サンジェルマン(PSG)は5000万ユーロの買取義務を要求していることで難航中だが、コロ・ムアニがユヴェントス残留を望んでいることが、交渉の追い風となる可能性がある。
その次にジョナサン・デイヴィッドの獲得を考えているほか、チェルシーのニコラス・ジャクソンも候補に挙がっているとされる。
ドゥシャン・ブラホビッチの放出が難航していることが気がかりだが、ユヴェントスは現在、FIFAクラブワールドカップで好調で、勝ち進めば大きな収益も期待できる。そのため、補強にも余力が生まれるかもしれない。
バングーラとウェアはプレミアへ?
一方で人員整理にも動きがありそうだ。サムエル・バングーラとティモシー・ウェアに対して、イングランドのノッティンガム・フォレストが関心を示している。
すでにクラブ間の接触は始まっており、『スカイ』によれば、ノッティンガム・フォレストの提示は2人合わせて2200万〜2300万ユーロだ。