新GMが方針を語る
ユヴェントスは10日、ダミアン・コモリのゼネラルマネジャー就任会見を行った。新たな幹部が、クラブの方針について重要な発表をしている。
まずはイゴール・トゥドール監督の去就について。同GMは「来季も我々の監督を務めることをここで確認したい。彼にもはっきりと伝えたし、ともに取り組んでいくことになる。我々はビッグクラブゆえに、常に噂が取り巻くが、トゥドールが監督だということを強調する」と明確にした。
また、パリ・サンジェルマン(PSG)からレンタルしているランダル・コロ・ムアニについては「FIFAクラブワールドカップに彼を連れて行くことはPSGと合意した。来季についてはまだ合意していない。ただし、PSGは交渉の扉を閉ざしておらず、コロ・ムアニ本人も残留を希望しているので、前向きに考えている」と語った。
さらに、現在進んでいるクラブのフロント再編にも言及。「移籍やマネジメントを担当するスポーツディレクターを置きたい。その人物は育成にも目を配り、私に報告する形にしたいと考えている。さらに、テクニカルディレクターの設置も予定している。これら2つの役職についてはすでに協議を進めており、最適な人材の確保に動いている。適任者は頭の中にあるが、焦らずに進んでいく。まずは構造を固め、それから人選に入る」と話した。