イタリア勢は慎重姿勢?
アーセナルのオレクサンドル・ジンチェンコが、イタリア移籍の可能性を探っているようだ。『TuttoJuve』が9日に伝えている。
アーセナルとの契約が残り1年となったジンチェンコは、新天地探しを始めている。その中で、イタリアではユヴェントス、ミラン、ラツィオに代理人からの売り込みがあったという。
ただ、ユヴェントス専門メディアによると、ユヴェントスにとってジンチェンコの優先順位は高くない。若く伸びしろのあるタイプの選手に照準をあてており、ジローナのミゲル・グティエレスとクラブ・ブルッヘのマキシム・デ・カイペルが本命だという。
また、その他のイタリア勢にとってもジンチェンコ獲得の可能性は低そうだ。ジンチェンコはアーセナルで約500万ユーロの年俸を受け取っており、ラツィオの水準からは明らかに外れている。複数年契約にして減価償却を分散させれば不可能ではないが、28歳の選手に長期契約はリスクも高い。
左サイドの複数ポジションをこなせ、マンチェスター・シティでプレミアリーグ4連覇を達成した経験は魅力だが、イタリア勢にとっては高すぎる買い物かもしれない。