昨年夏に放出、いまでは世界が注目する若手CB
ユヴェントスで育ったディーン・ハイセンが、レアル・マドリーへ移籍する可能性が高まっているようだ。『スカイ』が14日に伝えた。
今季、ボーンマスで活躍したハイセンは、ビッグクラブへの移籍が話題になっている。ここ最近、バルセロナ、アーセナル、リヴァプール、チェルシーといった強豪からの関心が話題になっていたが、本人の希望も影響し、レアル・マドリーとの移籍交渉が進展しつつある。
ハイセンの契約解除条項は5000万ポンド(約5900万ユーロ)に設定されている。ユヴェントスは昨年夏に移籍金1500万ユーロでハイセンをボーンマスに売却した際、将来の売却益の10%を受け取る条件を付けたため、ユヴェントスには400万ユーロほど支払われる見込みだ。
追加収入という観点では歓迎すべきことだが、ビッグクラブが争奪戦を繰り広げる20歳のタレントを安価で手放したという側面もあるだけに、その評価は一概には難しい。ユヴェントスにとっては複雑な心情かもしれない。