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ファジョーリ「ユヴェントスを去るときは涙が出た。チアゴ・モッタには見放された」

「フィオレンティーナで解放、ユース出身扱いが足枷」

フィオレンティーナのニコロ・ファジョーリが19日の『コッリエレ・デッロ・スポルト』でインタビューに応じた。ユヴェントスからの移籍や、チアゴ・モッタ監督との関係性にも触れている。

ユヴェントスの下部組織で育ったファジョーリは、新天地のフィオレンティーナで活躍中。特に16日のセリエA第29節では古巣のユヴェントス相手に2アシストを記録し、自身の価値を証明した。

ファジョーリは、ユヴェントスとの別れを次のように振り返っている。

「ユーヴェには11年間いた。12月末に退団を決めたときは気が楽になったけど、実際に去る瞬間は涙が出たよ。すごく衝撃的だった。気づかないうちに泣いていて、その日、自分の人生の大きな一章が終わったことを実感したんだ」

「毎日通っていた場所、仲間たち、いつものルーティンを手放すのは本当に辛かった。でも、フィオレンティーナは温かく迎えてくれたし、新しい環境がその悲しさを上回ったんだ」

ユヴェントス時代の苦悩

「ユヴェントスを出たことで、『下部組織出身選手』という枠を出ることができた。それはモイーズ・ケーンも感じていたことなんだ。ユーヴェではずっと、『ユース出身』『NextGen出身』という扱いだった。それが僕たちの足枷になっていたんだ」

チアゴ・モッタ監督には見限られた

「ユーヴェは勝たなければいけないというプレッシャーがすごい。ミスをすればすぐに外される。特に若手はね」

「僕に継続的にチャンスをくれたのはアッレグリだけだ。チアゴ・モッタ監督は、ジェノア戦とライプツィヒ戦のあとで完全に見限られた」

「フィレンツェで解放された。ファジョリーノはもういない。いまの僕はニコロ・ファジョーリなんだ」

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