チアゴ・モッタ監督は「地に足をつけて」と釘を刺す
7日に行われたセリエA第24節のコモ対ユヴェントスは、2−1でアウェーのユヴェントスが勝利を収めた。ユヴェントスは、新加入のランダル・コロ・ムアニが活躍し、連勝を飾っている。
ユヴェントスはミラン戦に快勝したあと、クラブ・ブルッヘと引き分け、ナポリ戦、ベンフィカ戦と連敗していた。その後、エンポリ戦で4−1の大勝を収め、今節はコモに競り勝った。
チームをけん引しているのは、この冬にパリ・サンジェルマンから獲得したコロ・ムアニで、コモ戦でドッピエッタを達成した。セリエAデビューからの3試合ですでに5得点を挙げている。Optaによると、これは1994/95シーズンのデータ集計開始以後、セリエAで初の快挙だ。
チアゴ・モッタ監督は試合後、『スカイ』のインタビューで「良い感触だ。選手たちが勝利に値する働きをしたことが何よりうれしい」と手応えを口にした。コロ・ムアニについては「良い調子で、ゴールも決めている。ただ、まだまだ良くなる余地があり、地に足をつけてこれからも努力を続けて欲しい。FWには得点以外にもやるべきことがたくさんある」と語り、好調に浮かれすぎないよう釘を刺した。
GKミケーレ・ディ・グレゴリオは「彼もそうだし、ほかの新戦力もすぐに馴染んだ。少しずつ形になってきているから、これからもっと良くなるはずだ」と期待を込めて語っている。
