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ユヴェントスは27日、チェルシーからレナト・ヴェイガをレンタルで獲得したことを正式に発表した。今後は選手の放出に話題が移りそうだ。
レナト・ヴェイガの取引詳細
ユヴェントスは発表の中で、取引の詳細も明かしている。レンタル料が380万ユーロで、付随費用が20万ユーロ。さらに、活躍次第で最大150万ユーロの上乗せがあるとのことだ。
なお、背番号は12に決定した。
センターバック補強は続く?
ユヴェントスはレナト・ヴェイガ獲得を決めたあとも、センターバック探しを続けている模様で、引き続きロイド・ケリーとジャン=クレール・トディボをチェックしている模様。ケリーはニューカッスルがレンタルでの放出を考えていないため難航している様子だが、トディボはレンタルでの獲得があり得るようで、「ユヴェントスは楽観している」とみられる。
カンビアーゾ、ブラホビッチ、ファジョーリの去就
『Calciomercato.com』は、アンドレア・カンビアーゾ、ドゥシャン・ブラホビッチ、ニコロ・ファジョーリの放出の可能性について言及した。
アンドレア・カンビアーゾはシティ次第?
カンビアーゾはマンチェスター・シティからの関心が話題になっている。シティの懸念は、現在プレミアリーグ4位で来季のUEFAチャンピオンズリーグ出場が不確実な点だ。
シティが予算の都合をつけた場合、6000万ユーロ程度でオファーを出す見込み。ユヴェントスの要求は8000万ユーロだが、高額オファーに抗うことはできず、間を取って合意に達するのではないかとみられる。
ドゥシャン・ブラホビッチはアル・ナスルに「ノー」
ブラホビッチはチームのオフ日もコンティナッサで練習に励み、自身の意思をアピールしたが、ユヴェントスは放出を検討中とされる。すでに売却額は3000万ユーロ程度まで下がっており、レンタルは受けつけず、完全移籍もしくは完全移籍前提のレンタルでオファーを待っているという。
『GianlucaDiMarzio.com』によれば、この数日でアル・ナスルから獲得オファーがあったものの、ブラホビッチは移籍先として考慮しておらず、たとえ破格の年俸を提示されても移籍する意思はないという。そのため、当面はユヴェントスにとどまる見込みだ。
ニコロ・ファジョーリはマルセイユ?
先発メンバーから外れることが続いているファジョーリは、今冬の移籍が注目されており、特にマルセイユが強い関心を示している。ファジョーリ本人もロベルト・デ・ゼルビ監督のもとでプレーすることに前向きなようだ。
ただ、現時点でマルセイユから正式なオファーはない。マルセイユが人員整理を進めたあとで獲得の動きがあるものとみられる。移籍金交渉は2000万ユーロから始まる見込みだ。