攻守両面で補強を目指すビアンコネーリ
ユヴェントスの補強に動きがありそうだ。『スカイ』などが7日、前線と守備の両方の補強に言及している。
FW補強は、ジョシュア・ザークツィーが一歩後退し、ランダル・コロ・ムアニが本命になったようだ。
昨季、チアゴ・モッタ監督の下でボローニャを牽引したザークツィーだが、新天地マンチェスター・ユナイテッドでは適応に苦戦している。さらに、ユヴェントスに移籍した場合にはドゥシャン・ブラホビッチとのポジション争いが避けられないことを懸念しているという。
一方でコロ・ムアニはパリ・サンジェルマンでルイス・エンリケ監督の構想を外れている。パリ・サンジェルマンとしては大金を投じて獲得したコロ・ムアニの価値が下がることを心配しており、今冬レンタルで出すことを検討中。年俸800万ユーロの一部負担にも前向きとされている。
また、ここ数日でウェストハムのニクラス・フュルクルクも候補に挙がっている。前述の2人よりも交渉のハードルが低く、一気に取引がまとまる可能性もある。
バルセロナのアラウホは移籍に前向き?
最終ラインの補強では、バルセロナのロナルド・アラウホを獲得するかもしれない。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によれば、アラウホはユヴェントスへの移籍に前向きだ。
アラウホは昨年夏の大ケガから回復し、最近ベンチに戻ってきたところ。完全復活を目指してプレー時間を増やしたいと考えているという。
バルセロナは現在財政難に直面しており、クラブとして放出を検討する可能性がある。ユヴェントスは年俸の半分にあたる300万ユーロを負担する形で、レンタルでの獲得を目指しているという。
ただ、25歳のアラウホにはプレミアリーグの複数クラブも関心を示しているだけに、熾烈な争奪戦が待っているかもしれない。