DF2人の獲得が優先事項
負傷者が続出しているユヴェントスは、1月のメルカートでどんな動きをするのだろうか。『スカイ』が28日に現状を報じた。
守備補強が最優先
ブレーメルとフアン・カバルを長期離脱で欠くユヴェントスは、まず最終ラインを補強しなければいけない。『スカイ』によると、センターバック2人、もしくは、センターバック1人+センターバックと左サイドバックの両方をこなせるDF1人という内訳で検討中だという。
その中で最も有力なのは、ベンフィカでポジションを失っているアントニオ・シウバだ。今年夏にフランシスコ・コンセイソンを獲得したときと同じように、高額なレンタル料を支払って完全移籍オプションを付けて迎える形を目指して。
ミラン・シュクリニアルについては、現時点で獲得の可能性は低いと『スカイ』は報じている。フランスメディアではシュクリニアルがユヴェントス移籍に同意したと伝えられているが、ユヴェントスはベテラン選手に高額な給与を支払う方針ではないため、この取引は現実的ではないという。ただし、パリ・サンジェルマンがシュクリニアルの給与の一部を負担する場合には、状況が変わる可能性もあるとしている。
FWは現状維持
シーズン前半戦でドゥシャン・ブラホビッチに頼ってきたFWだが、ユヴェントスは補強を考えていないという。アルカディウシュ・ミリクとニコ・ゴンサレスの復帰が最大の補強であり、新たな戦力は要らないという判断だ。
これまでにマンチェスター・ユナイテッドのジョシュア・ザークツィー獲得の噂があったものの、『スカイ』は1月の移籍がないと予想。ザークツィーもルベン・アモリム監督の信頼を勝ち取ることに集中しており、半年でイタリアに戻ることはいまのところ考えていないという。
中盤も変更なし
ポール・ポグバの契約解除があったものの、3つのポジションに6人の選手がおり、人数は問題ない。ドウグラス・ルイス放出の噂は現時点で噂でしかなく、『スカイ』は「引き続き期待を寄せている」として放出はないと予想した。
移籍市場の開始まであと35日。さまざまな噂が出始めているが、どの取引が実現するのだろうか。