後半アディショナルタイムのファンブルは味方に救われた日本代表GK
ユヴェントスは30日、セリエA第10節でパルマと対戦し、2−2で引き分けた。パルマのサッカー日本代表GK鈴木彩艶に厳しい評価をつけるイタリアメディアもあった。
『スポルトメディアセット』と『TMW』は鈴木に対して6の採点を付け、及第点としたが、パルマ専門メディアの『パルマライブ』は5でワーストとしている。
試合の中で好守もあった鈴木だが、同メディアは終了間際にクロスボールをつかみ損ねてこぼしたシーンの印象が強かった様子。「今季何度も見せている不安定なプレーがまたパルマに損害を与えるところだったが、(カバーをした)デルプラートに助けられた。彼のミスで危うく勝ち点を落としそうになっただけでなく、精神的なブラックホールをもたらす可能性すらあった」とし、ユヴェントス相手の善戦が台無しになるところだったと評した。
一方、6を付けた『TMW』の寸評には「失点シーンについてはノーチャンス。いくつか好セーブがあったが、終盤に大量の冷や汗をかく場面もあった」と記されており、後半アディショナルタイムのファンブルをどうみるかで採点は大きく変わっている印象だ。