アタランタから来た大物新戦力が入団会見
夏の移籍市場でアタランタからユヴェントスへ移籍したトゥーン・コープマイネルスが10日、入団会見を行った。『スカイ』などがその様子を伝えている。
コープマイネルスは移籍市場の早い段階からユヴェントス加入が噂となっていた。アタランタは残留を望んでいたものの、選手側の意思が固く、最終的に移籍が成立した。
念願が叶ったコープマイネルスは次のように語った。
「まず、全部ちゃんと伝えたいから英語で話したい。この数日間は素晴らしかったし、ここに来たことにすごく感動しているんだ。次の試合に向けて準備する時間があって、コンディションを整えたり、チームに慣れることができたのも良かった。今はすごくうれしいし、この新しい冒険が待ち遠しいよ」
ユヴェントス行きを決めたのは?
「子どもの頃からビッグクラブを見てきて、その中にユーヴェもあったんだ。イタリアに来てから、その素晴らしさを実感して、アタランタでこのスタジアムでプレーしたとき、この雰囲気を味わった。だから、ユーヴェでプレーできたら最高だなと思っていた。そのチャンスが来たとき、迷うことはなかったよ」
ユヴェントスに来る前の交渉が長引いたことに不安はなかったのか
「時々不安だったこともあった。でも今はとてもうれしい。サッカーの世界は、時に厳しくて、選手も不確実な状況に立たされることがある。でも僕はこの移籍が実現するって信じてたし、自信もあったんだ。代理人とクラブの間で話し合いがあって、最後には目標を達成できた。今は次の試合に集中しているよ」
ジャン・ピエロ・ガスペリーニとの別れは?
「一番大事なのは、アタランタで素晴らしい時間を過ごしたってことだ。特に最後のシーズンではトロフィーも勝ち取れたし、僕自身も選手としてだけじゃなく、人間としてもすごく成長できた。ベルガモでの3年間は本当に素晴らしい思い出しかないよ。選手のキャリアではいろんな視点があるけど、それも人生の一部だと思う。今はユヴェントスに移籍できて、本当にうれしく思っているんだ」
今シーズンの目標
「ゴールやアシストの数を目標にしているわけじゃない。僕にとって一番大事なのはチームだ。新しい監督も言ってたし、選手にもそれを求めてるんだよ。だから僕がやるべきことは、チームにどれだけうまく溶け込むかってことだね。そしてもちろん、数字でもチームを助けたい。常にベストな状態で、チームメートに貢献したいんだ」
背番号を7から8に変えた理由
「8番はすごく特別な大事な番号だから、使えるかどうか聞いたんだ。オランダでもずっと8番をつけてたし、アタランタでは空いてなかったから7番にしたよ」
コンディション
「今はすごく良い感じだ。フィットしてるし、毎日ハードにトレーニングしている。45分間プレーできてうれしかったし、最初からプレーする準備はできているね」
子どもの時からユヴェントスを見ていたと言った。特に誰を見ていた?
「ジネディーヌ・ジダンだね。ずっと彼に憧れていた。もちろんこの素晴らしいチームの一員だったし、ほかにもアンドレア・ピルロやクラウディオ・マルキージオのような選手も見ていたよ。ユヴェントスには本当にすごい選手がたくさんいたんだ」