インテルが獲得を逃したフアン・カバルは「素晴らしい新戦力」
イタリアの大物ディレクターで、最近までサレルニターナのCEOを務めていたワルテル・サバティーニが、9日の『トゥットスポルト』のインタビューに応じた。『TMW』が取り上げている。
サバティーニ氏は主にユヴェントスの話題に触れ、次のように語った。
「支出とは別に、ユヴェントスはU-23チームの成果を収穫している。ほかのクラブよりも早く動き、今はその素晴らしい結果を享受しているね」
「ユヴェントスは、2004年や2005年生まれの選手たちが先発で出場している。ケナン・ユルディズのような選手がいて、これは大きなことだろう。また、彼らは新たな選手の獲得資金を賄うためにも使われている。非常に重要なリソースだ」
さらに、新監督のチアゴ・モッタにも賛辞を送り、アタランタからトゥーン・コープマイネルスを6000万ユーロで獲得したことについても言及した。
「彼はボローニャで見せたサッカーをトリノでも再現している。(コープマイネルスは)アタランタのトップ選手だから、その金額で支払われたのは当然だ。ただ、私としてはそれよりも感動する移籍がある。ユヴェントスでいうなら、フアン・カバルだ。彼は素晴らしい新戦力だと思う」
また、ユヴェントスとの契約が満了となり現在もフリーのアドリアン・ラビオについても自身の意見を述べた。
「ラビオのような選手がチームを見つけられないということは、移籍市場に何か変化が起きている証拠だろう。これはクラブのディレクターやファンの意識が変わりつつあるサインかもしれないね」