今後の余剰戦力整理に注目
ユヴェントスは14日、GK ヴォイチェフ・シュチェスニーの契約解除を発表した。
ユヴェントスは今夏、モンツァからGK ミケーレ・ディ・グレゴリオを獲得したため、シュチェスニーは放出候補になっていた。しかし、噂されたサウジアラビアやモンツァへの移籍はまとまらず、年俸負担を抑えるために双方合意のもとで契約解除を選んだようだ。
シュチェスニーは2017年にアーセナルから加入し、ユヴェントスで公式戦252試合に出場。スクデット3回、コッパ・イタリア3回、スーペルコッパ・イタリアーナ2回の計8つのタイトルを獲得している。
ユヴェントスは契約解除に伴う損失を160万ユーロと計上しているが、給与コストを約1300万ユーロ節約できる見込みだ。
現役引退も?
ジャンルカ・ディ・マルツィオ記者によれば、シュチェスニーがこのまま現役を引退する可能性もあるという。
シュチェスニーはこれまで届いたオファーに魅力を感じておらず、このまま良い話がない場合、GKグローブとスパイクを脱ぐことも視野に入れているようだ。
シュチェスニーは1人目に過ぎない…?
スカイは、ユヴェントスがこれから放出ラッシュになると予想している。
チアゴ・モッタ監督の到着で構想外となった選手は、シュチェスニーだけではない。高額年俸を受け取る選手もいるため、人員整理が必要だ。
フェデリコ・キエーザ、ウェストン・マッケニー、マッティア・デ・シーリオは契約が残り1年という状況で、放出リストに載っている。また、アルトゥール、フィリップ・コスティッチ、ティアゴ・ジャロも手放したいところだが、まだ具体的な話は出ておらず、ユヴェントスはこれから忙しくなりそうだ。
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