チアゴ・モッタは足もとの技術を重要視
ユヴェントスは、モンツァからGKミケーレ・ディ・グレゴリオを獲得する可能性がさらに高まっている。『トゥットスポルト』は4日、その理由を分析した。
チアゴ・モッタ監督招へいが確実視されているユヴェントスは、インテルで育ったディ・グレゴリオに狙いを定めている。同紙は、技術的な側面と心理的な側面の両方から、この道を選んだとした。
まずは技術面。チアゴ・モッタ監督は、後方からのビルドアップを好むタイプの指揮官で、ディ・グレゴリオの足もとのテクニックは戦術的に重要な意味を持つ。GK補強は、そのためにも重要な意味があるとみている。
次に心理面だが、ユヴェントスはクラブのプロジェクトを信じ、高いモチベーションを持っていることを重視しており、さらにそれが若いイタリア人選手であることを理想としているという。100%の信頼を置ける守護神が後ろにいることはチーム全体に大きな安心を与えるため、セリエA屈指のイタリア人GKはお金を投じる価値があると考えているようだ。
出て行くのはシュチェスニーかペリンか
ディ・グレゴリオの加入に伴い、ヴォイチェフ・シュチェスニーかマッティア・ペリンのいずれかがユヴェントスを去る見込みだ。
シュチェスニーについては、サウジアラビアからの関心があるとのことだが、まだ具体的な話にはなっていない。
一方で、ペリンに対してはフィオレンティーナが強い関心を示しているという。ペリンは控えGKという立場からレギュラーでプレーできる環境に戻りたいという意欲を持っているそうで、この夏に動きがあるかもしれない。