クラブは指揮官を信じる
チアゴ・モッタ監督の去就が注目を集めているが、現時点でボローニャに動きはないようだ。『コッリエレ・デッロ・スポルト』が9日に伝えている。
ボローニャの躍進で評価が高まっているチアゴ・モッタ監督は先日、一部メディアでユヴェントス行きが大筋合意に達したと報じた。そのほかにバイエルン・ミュンヘンやプレミアリーグなど、様々なオファーがあると言われている。
ただ、チアゴ・モッタ監督はボローニャ首脳陣に対して、まだ将来のことは決めておらず、いまはセリエAで好成績を残してヨーロッパへの切符をつかむことに集中していると伝えているとのこと。クラブもチアゴ・モッタ監督の言葉を信頼して、現時点で後釜探しを始めたりという動きはないという。
同紙はさらに、ユヴェントス行きを否定できる要因として、マッシミリアーノ・アッレグリ監督の契約に注目した。アッレグリ監督が今季終了後に辞任せず、クラブから解任した場合、ユヴェントスは2200万ユーロを負担しなければいけなくなる。大金を投じて指揮官を代えるリスクを考えると、チアゴ・モッタ監督招へいは難しいはずだという見解だ。
ボローニャの次期監督候補は3人?
ただ、チアゴ・モッタ監督のユヴェントス行きを伝えているメディアである『カルチョメルカート』は、9日にボローニャの次の指揮官にも言及している。
モンツァのラッファエレ・パッラディーノ、現在フリーのアレッシオ・ディオニージ、セリエB首位のパルマを率いるファビオ・ペッキアの3人を候補に挙げた。