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ファジョーリの借金は約5億円。ユヴェントス同僚への借金も「ウソをついて借りた」

検察の聴取で明かしたこととは?

ユヴェントスのニコロ・ファジョーリは、17日に7カ月の出場停止処分が言い渡された。検察の取り調べの中でどのように説明しているのだろうか。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』や『トゥットスポルト』が18日に取り上げている。

賭博スキャンダルで7カ月の出場停止とギャンブル依存症の治療に取り組むことが決まったファジョーリ。聴取には前向きに応じ、様々な情報を包み隠さず打ち明けたとされている。

メディアが取り上げている主な内容は次のとおり。

ギャンブル初期

「サッカー選手になったばかりの頃は時間がたくさんあった。退屈を埋めるためにギャンブルをして、そのスリルを味わった。時間が経つにつれてやらなきゃダメになってしまった」

「U-21イタリア代表のキャンプ中に始めたのが最初だった。最初はただ楽しいだけだった。でも、時間が経つと負けがこんでいき、ストレスを抱えていることに気づいた」

クレモネーゼ時代

「クレモネーゼにいたとき、母に治療を受けることを勧められて、何度か行った。でも、数回行ってもう大丈夫だと錯覚した。サッカーを含むあらゆるスポーツイベントでやった。テレビの前で義務のようにやっていた。セリエBもレーガプロも含めて」

行わなかったギャンブル

「ファウルやイエローカードに対するベットもあることは知っている。でも、それは自分の倫理に反しているから手を出さなかった。クレモネーゼやユヴェントスの試合で賭けたことはない」

実際に賭けた試合

「2022年10月30日のトリノ対ミラン。ミランの勝利とドローに賭けた。トリノが2-1で勝ったから、僕は負けた」

ガッティとドラグシンに借金

「フェデリコ・ガッティとラドゥ・ドラグシン(現ジェノア)に4万ユーロを借りた。ミラノでロレックスの時計を買いたいけど、口座を管理する母親からダメだと言われているってウソをついた。実際は借金の返済に充てた」

借金は約300万ユーロ

「betar.betに約11万ユーロ。specialebet.betに約150万ユーロ、違法なbullbet23.comに約130万ユーロ、ほかの違法プラットフォームに約17万ユーロなど」

「借金が増えると、『足を折るぞ』という脅迫も受けた。その頃には負けが膨らみすぎて、借金を減らすためだけにギャンブルをしていたと思う」

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