サッスオーロが金星
23日に行われたセリエA第5節のサッスオーロ対ユヴェントスは、4-2でサッスオーロが勝利した。当然のように多くの話題を振りまいている。
ドメニコ・ベラルディが暴れる
今夏ユヴェントス行きが目前のところまでいったドメニコ・ベラルディは1−1で迎えた41分にゴールを決めた。ただ、その後のプレーに注目が集まっており、レッドカードが妥当だったのではないかという見方がある。
ベラルディは58分に警告を受けた。これはブレーメルに対するファウルで与えられたものだが、映像ではより危険な行為に移っており、『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は退場にすべきだったと指摘した。
この夏にユヴェントスにいるはずだったベラルディがゴールを決めて、危険なプレーもあったということで話題になっている。
ベラルディの足裏がブレーメルに…
守備のミス
ユヴェントスにとって4失点の敗戦は屈辱的だ。ただ、個のミスによる失点が2つあったことは間違いない。
サッスオーロは12分にアルマン・ロリエンテが先制点を決めた。確かに強烈で変化のあるシュートではあったがコースは甘く、ヴォイチェフ・シュチェスニーの真正面だった。これを防げずにゴールを許したことは低評価の対象。3失点目のシュートブロックも弾く方向が悪くて失点となり、『TMW』は3を付けた。
また、終了間際のフェデリコ・ガッティのミスも全体を落胆させた。シュチェスニーのパスが雑で、相手に詰められたとはいえ、オウンゴールはやり過ぎ。バックパスをした瞬間にユヴェントスの選手が棒立ちになり、敗戦を悟った。
アッレグリ112試合目にして初
ユヴェントスは前節ラツィオから全く同じスターティングメンバーを起用した。『Opta』によると、マッシミリアーノ・アッレグリ監督が復帰してから112試合目にして、初めてユヴェントスが前の試合と完全に同じ先発を選んだことになったという。
ヨーロッパのカップ戦がない恩恵を早速受けている形。ただ、ベストメンバーで結果を残せなかったのは痛恨だろう。