500試合出場到達のレジェンド、紆余曲折も語る
ユヴェントスのレオナルド・ボヌッチが、2023/24シーズン限りでの現役引退を表明した。
ボヌッチはこの日、ユヴェントスのYouTubeチャンネルでロングインタビューに応じた。その中で、次のように語っている。
「来季で僕は引退する。一つの時代の終わりだと思う。ここにいられたことは誇りだ」
ボヌッチは先日、ユヴェントスでの500試合出場を達成した。アレッサンドロ・デル・ピエロ、ガエターノ・シレア、ジョルジョ・キエッリーニ、ジュゼッペ・フリーノ、ジャンルイジ・ブッフォンに次いで、クラブ史上6人目の偉業だ。
彼のキャリアを語る上で欠かせないのは、2017年のミラン移籍と、その1年後の出戻りだろう。
「ユヴェントス復帰は僕にとって重かった。結局は心で決断したことだ。一部には理解されないだろうということも分かっていた。クラブが僕を売りだしたときは失望と怒りみたいなものがあった。猜疑心の強い人は怒っただろうし、納得してもらうには時間がかかった。少し前まで感じていたような重要性を感じてなかったから、あそこで僕は出ることでなったんだ。そのあとで自分を再認識するために必要だったことなんだと今では思っているよ」
昨年夏、ユヴェントスはキエッリーニが去ったことでボヌッチはカピターノになった。その瞬間について語っている。
「ディバラをクルヴァに連れて行った日? あれがカピターノとしての初仕事だったかもね。パウロは1年間、ユヴェントスを出るかどうかで悩んでいた。それに苦悩していたことは知っていたよ。ジョルジョの最後に水を差すつもりはなかったんだけど、彼が拍手を受けるのは当然だと思った。あれがキャプテンマークの引き継ぎだったかもね」