不運が続くユヴェントスの10番
ユヴェントスのポール・ポグバは、まだ試練が続く。14日に行われたセリエA第35節のクレモネーゼ戦で負傷交代している。
ポグバはこの日、1年以上ぶりにスターティングメンバーに名前を連ねた。今季ユヴェントスに復帰したあと、負傷で離脱が続いており、最近は途中出場でコンディションを上げていたところ。ようやく先発に戻れるまでに状態が上がったと判断された。
しかし22分にアクシデント発生。ポグバは、左サイドから右足でクロスを入れたあと、タッチラインのそばで左足を押さえて倒れてしまった。
ユヴェントスのドクターたちがアイシングをしたのは左大腿四頭筋。筋肉の問題だとみられる。まだ詳しい状態は分からないが、チームは心配そうにポグバを見守っていた。
マッシミリアーノ・アッレグリ監督は試合後、『DAZNイタリア』で「みんな残念に思っている。彼はとても良いプレーをしていた。彼は多くの犠牲を払ってきただけに残念だ。大腿四頭筋に痛みがある。また離脱になることは確かだろう」と述べた。
ポグバは夏のプレシーズン中に半月板を損傷して手術を受け、カタールワールドカップも棒に振った。半月板のケガが癒えたあとは内転筋のトラブルで離脱。今季ユヴェントスでは全コンペティション合わせて9試合に途中出場。初めての先発出場でショッキングなことが起きてしまった。