アッレグリ監督はどうなる
ユヴェントスは監督解任に動くのだろうか。『レプッブリカ』が19日、現状を伝えた。
モンツァに敗れたことで、ますます立場が厳しくなっているマッシミリアーノ・アッレグリ監督。クラブ内では意見が分かれているものの、現時点では続投という判断になりそうだ。
監督解任を支持する側にとって、アッレグリ監督に支払う年俸700万ユーロ+200万ユーロという条件が残るのはネックであり、簡単に受け入れられるものではないためだ。
後任候補は?
アッレグリ監督の後任として噂されたロベルト・デ・ゼルビは消滅済み。こちらはブライトンの監督就任が決まった。
ジネディーヌ・ジダンの復帰はユヴェントスの夢ではあるものの、実現の可能性は低い。ジダンはパリ・サンジェルマンから年俸2000万ユーロのオファーがあったと言われるがこれを拒否。ワールドカップ終了後のフランス代表監督就任を待っている。
チェルシー指揮官を解任されたトーマス・トゥヘルは現在フリーではあるものの、依然としてチェルシーから年俸800万ユーロを受け取っている。イタリアの成長令で税金分を節約できるとしても、実現の可能性は低いだろう。
そのほかにトッテナムのアントニオ・コンテやマルセイユのイゴール・トゥドールの名前も挙がったが、どちらも現実的ではなさそうだ。
最もシンプルなのは、クラブ内での昇格。U-19指揮官のパオロ・モンテーロであればすぐにトップに引き上げられるが、これはあまりにリスクのあるギャンブルだというのがディレクター陣の意見だという。
めぼしい代役が見当たらないことからも、現時点ではアッレグリ監督続投ということになるようだ。