フランクフルト指揮官は「最後の試合とは思わない」
フランクフルトのフィリップ・コスティッチは、イタリアにやってくるのだろうか。『TMW』が現状を伝えた。
コスティッチは以前からインテルが興味を示してきたセルビオ代表ウインガー。この数日は、ユヴェントス行きが噂になっている。
そのコスティッチについて、フランクフルトのオリバー・グラスナー監督がコメントした。
「彼は契約があと1年ある。試合(ヨーロッパリーグ決勝)を終えたあとで話したが、詳しいことは言わないよ。ただ、すでに彼がフランクフルトでのラストゲームを終えたとは思っていない」
ヨーロッパリーグを制したフランクフルトは、チャンピオンズリーグ出場権獲得で少なくとも4000万ユーロを稼ぐことができる。そのため、コスティッチをどうしても手放さなければいけない状況ではないかもしれない。
また、同メディアによると、移籍金は最低でも2000万〜2500万ユーロ。今季の活躍により、イタリア勢が手を出しにくくなったことは確かだろう。いずれにしても、最終的には選手の意思が決定的な要素になると『TMW』は伝えている。
インテルへの移籍はすでに噂も聞こえていないため消滅していても不思議ではないが、ユヴェントス行きが消滅するのであれば、イバン・ペリシッチ獲得により力を注ぐ可能性もあるだけに、その決断には注目が集まりそうだ。