ブラホビッチをゲット、最終日にも暴れる
2022年1月のカルチョメルカートが閉鎖となった。この冬のユヴェントスの動きは、次のとおり。
IN
- フェデリコ・ガッティ(DF/フロジノーネ[※加入は来季])
- ドゥシャン・ブラホビッチ(FW/フィオレンティーナ)
- デニス・ザカリア(MF/ボルシアMG)
OUT
- アーロン・ラムジー(MF/レンジャーズ)
- デヤン・クルゼフスキ(MF/トッテナム)
- ロドリゴ・ベンタンクール(MF/トッテナム)
総括
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この冬に最も大きな動きを見せたのが、ユヴェントスだ。やはり、ドゥシャン・ブラホビッチの獲得を決めたのは大きい。
フィオレンティーナのエースのユヴェントス行きはもはや珍しいことではないが、このタイミングでの移籍は大方の予想を裏切った。フェデリコ・キエーザの長期離脱、パウロ・ディバラの去就不透明と、良くないニュースが続いたユヴェントスにとって、久々の期待がふくらむ補強となっている。
一方でデニス・ザカリアは安値での獲得。契約期間残り半年のザカリアを口説いたのち、ボルシア・メンヘングラードバッハと交渉して期限ぎりぎりで交渉をまとめた形だ。
今季フロジノーネでの活躍が話題のガッティにはインテルなども関心を持っていたが、ユヴェントスに軍配。半年のレンタルでフロジノーネにとどまる。高齢化が続くユヴェントスのディフェンスライン。後継者として期待される。
中盤は人員を整理。高給取りのアーロン・ラムジーの放出先を見つけ、ロドリゴ・ベンタンクールはデヤン・クルゼフスキとともにトッテナムへ放出した。クルゼフスキはミランへもオファーをかけていたが、高すぎるためまとまらなかった模様。それでも、トッテナムへ1年半のレンタルで旅立つ。
ブラホビッチを加えた前線は、誰も放出しなかった。アルバロ・モラタのバルセロナ移籍は長期間にわたって注目された。ブラホビッチの加入で改めて浮上したものの、成立していない。モラタの放出が失敗すると、最終日はカイオ・ジョルジの放出が取り沙汰されたものの、最終的にユヴェントスは残すことを決めている。
ディバラの去就はしばらく話題になりそうだが、ブラホビッチは間違いなく超の付くビッグネーム。マッシミリアーノ・アッレグリ監督には、結果とともに内容も求められるはずだ。
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2021-22後半戦基本フォーメーション
[4-2-3-1]
GK シュチェスニー
DF ダニーロ、ボヌッチ、デ・リフト、アレックス・サンドロ
MF ザカリア、ロカテッリ、クアドラード、ディバラ、ベルナルデスキ
FW ブラホビッチ
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