セリエA153試合に出場
かつてイタリアで活躍した元モロッコ代表のメディ・ベナティアが、現役引退を表明した。
34歳のベナティアは、フランスでキャリアを始めたあと、2010年にウディネーゼに加入。その後、ローマへステップアップを果たすと、バイエルン・ミュンヘンでの経験を経て、2016年にユヴェントスでイタリア復帰。セリエAで153試合に出場した。
その後はカタールのアル・ドゥハイルで3シーズンプレー。今年夏にトルコのファティ・カラギュムリュクと契約したが、フィットネスの問題でなかなかプレーできていなかった。
イタリアとドイツで合わせて4度のリーグ制覇を経験したベナティアは、自身のSNSを通じて、現役引退を表明。次のようにメッセージを記している。
「子供の頃の夢はたった一つだった。プロのサッカー選手になることだったんだ」
「頑張り続けて、時には犠牲を払って、なんとかサッカー選手になれたことを神様に感謝している。でも、この仕事で大変なのは、最初の契約を勝ち取ることよりも、それを長く続けることだったね。15年以上にわたる戦いを終えて、自分のキャリアを終えることを決めた。支えてくれたみんなに感謝している。」