4試合白星なしだったユヴェントスがようやく白星
ユヴェントスは22日、セリエA第5節スペツィア戦に臨み、敵地で3-2の勝利を収めた。待望の今シーズンリーグ戦初白星となっている。
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注目のキエーザやケーンが活躍
ここまで未勝利で大きな注目を浴びているユヴェントスは、28分に先制点。復帰後初の先発起用となったモイーズ・ケーンがゴールを奪ってリードを奪う。
しかし、まだ盤石なユヴェントスとは程遠い。33分、セットプレーの崩れたところからギャシにゴールネットを揺らされると、後半立ち上がりにはシンプルなカウンターを止められず、アンティステに単独で決められて逆転を許した。
それでも、渦中のユヴェントスは、その論争の中心とも言える2人がチームを救う。66分にフェデリコ・キエーザが同点弾を奪うと、72分にはCKからデ・リフトがゴール。再度逆転に成功し、苦しみながらも勝ち点3を手にしている。
両監督の反応
マッシミリアーノ・アッレグリ監督は、ようやくつかんだ初白星に安堵。「改善すべきことはたくさんあるが、幸運にも苦しい試合に勝つことができた」と語っている。
ミラン戦後に名指しでダメだしをしたフェデリコ・キエーザらの活躍について指揮官は、「彼もしくはほかの誰からも、答えを待っていたわけではない。彼はケガから復帰した。今夜は屈筋に少し問題が出て、彼が交代を要求した。今夜の試合は、代わった選手たちがうまくあとを引き継いだということだ」と述べた。
一方でユヴェントスを苦しめたスペツィアのチアゴ・モッタ監督は、クラブの公式チャンネルで「悔しさと手応えの両方がある。この相手にここまでやれたことに満足しているが、この試合で勝ち点を得られなかったことへの残念な気持ちもあるね」とコメント。「ただ、正しい道にいる。チームのスピリットは気に入ったよ」と語っている。