ユヴェントスを率いるアンドレア・ピルロ監督の息子、ニコロ・ピルロが、自身のSNSで怒りの声を上げた。
ニコロ・ピルロの投稿
「僕は判断する人間じゃないし、それは好きじゃない。誰でもそれぞれの意見があって、それを口にできると思う。僕もそうだし、誰かに言論の自由を奪われたくない」
「僕の両親からは、ほかの人の意見に耳を傾けるように教わってきた。でも、物事には限度があって、最近はその限度を超えていると思う」
「僕は17歳だ。毎日のようにこういったメッセージが届く。僕が何か特殊なことをしたからじゃない。たぶんだけど、監督の息子というだけで、だと思う。もちろん、うれしいことではない」
届いたダイレクトメッセージとは?
ニコロ・ピルロはこの発言を掲載するにあたり、自身に届いたメッセージの一つを紹介した。そこには「オヤジと一緒に死ね」と記されている。メッセージの送信者は隠す配慮をしながら、現状を嘆いた。
ユヴェントスの状況が影響か
ユヴェントスは25日、セリエA第33節でフィオレンティーナと対戦。好ゲームとは言いがたい内容で引き分けた。これでユヴェントスは4位に順位を落としている。
ニコロ・ピルロがスクリーンショットを付けたメッセージは、この試合中の時間に届いたものだ。
不振のユヴェントスは、チャンピオンズリーグ出場権の獲得も微妙な状況となっているだけに指揮官の去就に関する噂も絶えないが、怒りの矛先がまさか監督の息子にまで向けられているとは……。