ユヴェントス・フェミニーレ(ユヴェントスの女子チーム)のFWリナ・フルティグがママになることが分かった。クラブの公式チャンネルで明かした。
スウェーデン女子代表のフルティグは現在25歳。2019年、当時リンシェーピングでチームメートだったリサ・ランツとの同性婚を発表していた。そして妻のリサが妊娠したとのことだ。
フルティグは「10月に子供を産もうとなったの。そのあとはスムーズに話が進んだわ。11月に私はイタリア、彼女はスウェーデンにいて、彼女から電話がかかってきて、『妊娠したの』と泣きながら伝えられました」と明かした。
また、妻とのなれそめも明かしている。
「スウェーデンのウメオで出合ったの(フルティグは2012~16年に所属)。一緒にプレーしたわ。彼女が2014年に加入して、夏頃からデートに行くようになったかな」
妻はきっかけとなった出来事を明かした。
「金曜日の夜だったわ。リナをジムで見つけて、その夜と週末の予定を聞いたの。週末が休みだったから。家の掃除をするわって言われたから、『金曜日の夜に? リナ、ダメよ。ウチに来なさい。私の友達とディナーをしましょう』と言ったの。そこから始まったのね」
また、結婚についても語った。
「プロポーズはしっかりしたものじゃなかったの。2人で結婚したいねとシンプルに思っただけ。それでこうなったの。結婚式は私たち2人と2人の証人だけでしたの。誰も知らなかったわ。私たちの家族だって。スウェーデンの湖の近くの森で式をあげたの。2人だけで、ステキだったわ。家族は驚かせちゃった。セレモニーのあとで動画を送ったの。そうしたら電話がかかってきて泣いていたの。幸せだったわ」
子供の将来についても語っている。
「男の子か女の子か分からないけど、好きなことをしてほしいわ。いつかサッカーをしたいと思ってもいいけど、好きなことなら何でもしてほしいの」
「私にとって、リサと一緒にいることがこの世界で最も美しいことで、自然なことなの。私がもし、誰かの模範になれるなら幸せだけど、私は誰かのモデルになるとは考えていないわ」