ブレッシアMFサンドロ・トナーリを巡るミラノダービーで新たな動きがあったようだ。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が30日に伝えている。
同紙によると、トナーリ争奪戦におけるインテルとミランの立ち位置はこの数時間で逆転した模様だ。
トナーリの合意を得ていたインテルは、完全移籍を前提とした3500万ユーロのレンタルで交渉を進めていたが、最終段階で一時停止。アルトゥーロ・ビダルやそのほかの経験豊富な選手を狙っていることもあって、ブレッシアとの交渉を止めていた。
そこでミランが一気に攻勢。3800万ユーロの移籍金にボーナスを加える形で打診。ブレッシアのマッシモ・チェッリーノ会長も、ミランが獲得に名乗りを挙げたことを認めていた。
『ガゼッタ』ウェブ版は、「トナーリがマルディーニにイエスと答えた」と報道。トナーリは子供のころにジェンナーロ・ガットゥーゾに憧れたミラニスタの少年だったことを強調し、ブレッシアの合意を得られるまであと少しだと伝えている。
また、『スカイ』も29日夜に同じような報道。ブレッシアはまだミランのオファーを受け入れていないが、インテルはまだ選手から遠い位置にあるとし、争奪戦の変化を報じた。