インテル復活を信じるモラッティ「カンピオナートで戦いきる能力を持っているという意識ができた」

インテル

インテルの元会長であるマッシモ・モラッティ氏が、19日付『トゥットスポルト』のインタビューに応じた。

――マドリッドでの決勝から10年。アントニオ・コンテはジョゼ・モウリーニョを思い起こされますか。

「私はどの監督も比較しないが、もちろん2人は注目を集めている。どちらも常にカルチョのことしか考えていない。その点で我々を驚かせているね。モウリーニョもコンテもプロフェッショナルの仕事だ。その上で、彼らは勝利に取りつかれている」

――会長として、コンテのアタランタ戦後の爆発はどう見ますか。

「人は直接互いのことを知り、一緒に働かなければいけない。それから監督との関係によって、受け入れられるかどうかだ。コンテはそのやり方は別として、本当のプロだと思う。コンテのまま行くのかって? それは間違いないよ」

――シャフタール戦のパフォーマンス。

「とても満足だね。前半は結構互角だったが、後半は特に2点目が決まってからは試合にならなくなっていたね。インテルは勝手にゲームを支配したわけじゃない。シャフタールは強力な前線を抱えるチームで、難しい相手だった。とても良い試合ができたということだね。だから、テレビで見ていたティフォージを満足させていると思う」

――ロメル・ルカクはここまでやると思っていましたか。

「ノー。こんな決定的になるとは思ってなかった。ただ、ルカクはすごく賢い青年なんだと思う。だからいつも良い影響を与えているのだろう」

――ラウタロとのコンビは夢を見させている

「ラウタロの成長は期待されていたが、正直ここまで急速なものだとは思ってなかった。ゴールを除いてもチームにとても有益だ。だからこそ、ほかのクラブからの関心が絶えないのだと思うよ。すさまじいポテンシャルの持ち主だね」

――インテルはスクデットに挑戦できるか。

「ここに至るまでの過程は、特にそのために役立つ。カップ戦で優勝する、もしくはその近くまで行くことは大事だ。今はカンピオナートで戦いきるために必要な能力を持っているという意識ができた。それが大事なことだ」

――メッシ獲得はあり得るのか。

「かつてないほど可能性が高くなったことは間違いない。ケタ違いの選手であることは確かだ。ただ、同時にクラブとして財政的に大きな犠牲を払わなければいけないことを忘れてはいけない。だからこそ、『よし、メッシを獲得するぞ』と口先で言うだけでなく、この壮大な夢を叶えるための条件を整えておく必要がある」

――セビージャ戦はどんなゲームを予想していますか。

「美しく、魅力的なものにある。ただ、何度も優勝している相手を過小評価はできない。だからとても慎重にならないとね」

――シャフタール戦のあと、チャン会長に連絡をしましたか。

「ああ、メッセージのやりとりをしたよ。気合いが入っているし、私は祝福した。簡単なことではないが、彼はここに達するためにあらゆる強化に取り組んだ。彼のためにうれしく思うよ」