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コンテ「シャフタールは強いが、私の辞書に恐れの文字はない」

インテルのアントニオ・コンテ監督が16日、ヨーロッパリーグ準決勝シャフタール・ドネツク戦の前日会見に臨んだ。その模様を『FcInterNews』などが伝えている。

――対戦相手について。

「シャフタールは監督交代にかかわらず、才能のあふれているチームだ。ハイレベルなチームを維持するクラブの体制ができているのだろう。ユヴェントスで彼らと対戦したときのことを覚えている。有名ではなくとも、そのレベルに疑いの余地はない。常に強力なチームだね」

――チャン会長もデュッセルドルフに。

「私にとっても選手たちにとっても、会長の到着はうれしい。会長がいることはみんなにとってプラスだ」

――シャフタールはどうくる?

「シャフタールはハイプレスのフェーズと、低い位置でプレスをかけるフェーズが交互にくる。独自のアイデンティティがあって、ヨーロッパがリスペクトする高いレベルにある。カストロは才能ある選手たちにチームのために働くように導いたね」

――レバークーゼンとシャフタール、どちらをより恐れている?

「恐れというのは私の辞書にない言葉だ。選手の辞書にもあるべきではない。長年高いレベルを維持してきたシャフタールに敬意を持っている。ヨーロッパリーグの道のりで対戦する最も強いチームだ。ただ、我々も準決勝に進んだ。決勝へ行くためにベストを尽くす」

――ヨーロッパの大会で勝ち残っている唯一のイタリア勢であることの重み。

「自国の救世主になるとは思ってない。我々はほかを見ず、自分たち独自の道をつくろうとしてきた。目標は自分たち自身であり、それを向上させるところにある」

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