インテルとアントニオ・コンテ監督の関係がどうなるのか。イタリアメディアが注目している。
コンテ監督は1日、カンピオナート最終節を終えたあとでクラブへの不満を吐露していた。そのため、一気に関係が悪化したとみられている。
『スカイ』は、「コンテとインテルの距離はかつてないほど離れている」「アタランタ戦後の発言は大きな傷を残しており、現場とマネジメントの間には大きな溝がある」とし、指揮官交代に動く可能性も指摘。その場合、まずはマッシミリアーノ・アッレグリ氏が候補に挙がるとした。
一方、『レプッブリカ』は、インテル側がコンテ監督解任を言い渡すことはないとした。ルチアーノ・スパレッティ氏にも給料を払っている現状でさらに解任した監督にサラリーを支払うことは考えていないという。そのため、監督交代があるとすれば、コンテ監督側が辞任を申し出たときのみ。
コンテ監督はプレミアリーグを恋しく思っており、イングランドのクラブへ行くことが確実な状況であれば、動きがあるかもしれないとしている。しかし、それが起こるとは考えにくい状況だという。
『FcInterNews』は、コンテ監督が蘇寧と直接会談に臨むとしている。コンテ監督がこの会談で提示されたものに納得しなければ、辞任もあり得るというのが同メディアの予想。コンテ監督が給料のために立ち止まるタイプではないことは、これまでのキャリアが証明していると指摘した。