インテルは9日、セリエA第31節でエラス・ヴェローナと対戦し、敵地で2-2と引き分けた。アントニオ・コンテ監督が試合後、『スカイ』でコメントを残している。『FcInterNews』が伝えた。
終盤の失点で追いつかれて勝ち点2を逃した形のインテルだが、コンテ監督は前節のような怒りはないようだ。
「正直、責任感や気持ちといった面で、選手たちを非難することはできない。ハイテンポを最大の武器とする相手と戦ったが、我々は今日、あらゆる場所でしっかり反応できた。もちろん、ラスト5分で失点して勝ち点を逃せば、悔しさが残るのは当然だ。ただ、選手をとがめることはない。勝利に値する内容だった」
――1試合の中で継続性がない。
「特定の状況下でもっとうまく対処しなければいけない。経験がそれを磨くところもあると思う。簡単にトラブルに巻き込まれることが多い。ヴェローナは後半、ゴールを決めたときしかシュートを打っていない。我々は練習を重ねていて、建設的に改善の道を探っている。選手たちもそれを理解していて、もっとうまくやろうと考えている」
――インテルの向上に必要なものは?
「答えない。明日滅多打ちにされてしまうからね。何か言うべきことがあるなら、シーズンが終わるときに私がクラブに言う。誰だって勝ちたい。だが、そこにどれだけ近いのかは理解しなければいけない」
――サンチェスは来シーズンも?
「次の話は興味がない。いまやっているカンピオナートがあり、その後で私とクラブが評価する」